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リップル社が「XRPギブアウェイ詐欺」の舞台となったYouTubeを訴える

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リップル社がYouTubeを訴える


仮想通貨リップル(Ripple/XMR)の管理・運営などを行っているリップル社は、動画配信サービスのYouTubeに対する訴えを起こしました。

リップル社YouTubeが詐欺などの犯罪に適切な対応を怠っているとしており、次のことを求めています。

  • 投稿された動画が詐欺などの犯罪に関連するものでないか、積極的に監視すること
  • 詐欺などとの関連が確認された動画は、速やかに削除すること
  • 詐欺などが関連する動画から得られる利益を受け取らないこと

カリフォルニア州の裁判所で起こされた訴訟で、YouTubeがプラットフォーム上で発生している詐欺行為に対し適切な処置を行わなかったことで多くの人が詐欺に巻き込まれ、多額のリップルが失われたとしています。

被害者の人数は不明としながらも、「被害は広い範囲に渡る」としています。

今回の訴えの元となった詐欺行為は「XRPギブアウェイ詐欺」と呼ばれ、少額のリップル投資で、多くのリターンが得られるというものです。

5000~1万XRPの投資で、5倍のリターンが得られるというものもありました。

もちろんリターンが支払われることはありません。

詐欺への対策を怠ったYouTube


また、YouTubeには詐欺行為を阻止する様々なセキュリティツールが用意されていますが、それらは利用されなかったとも主張しています。

リップル社は昨年11月以降、YouTubeに数百件の削除依頼を行ったものの、それらは拒否されたとしています。

YouTubeでは、リップル社ガーリングハウスCEOのなりすましアカウントも発見されています。

さらにYouTubeは、詐欺アカウントに公式であることを公認するバッジを与えていたケースもあり、被害を拡大させた一因となりました。

リップル社は、次のようなコメントを発表しています。

裁判所はYouTubeに法的義務を正しく履行させ、リップル社及びガーリングハウスCEOの名誉を傷つける行為を止めさせなければなりません。

YouTubeは、更なる被害を産み出さないための対策を講じなければなりません。

リップル社は今回のようなケースに対応するため、外部のサイバーセキュリティ・エージェンシーの協力を求め、コミュニティが異常な動きを見せていないか確認するとしました。

今回の件についてYouTube側は、

プラットフォームが悪用されたということを真摯に受け止め、詐欺やなりすましなどのポリシーに違反する事案を発見した際は、迅速に対処します。

とコメントしています。

まとめ


YouTubeやSNSなどのサービスでは、公式であることを証明するものがあります。

今回の「XRPギブアウェイ詐欺」では、YouTubeの公式バッジが付与されたなりすましアカウントが存在していました。

リップル社からの再三の要請にもよらず、詐欺アカウントを放置していたYouTubeの対応は責任を問われるものです。

急速に普及するネット社会において、もはや公共インフラとも言えるほどの存在となったYouTubeには、果たすべき責任をしっかりと果たすことが求められています。

Ripple Sues YouTube (UPDATED 2)
(リップル社がYouTubeを訴える)
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