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中国で10億ドル規模の巨大詐欺事件が発生

コインチェック

「投資額を2倍にする」WoToken


以前、中国では大きな詐欺被害が発生したPlusTokenを取り締まりましたが、再び同じような事件が発生してしまいました。

PlusTokenの「投資額を2倍にする」という謳い文句はほとんど同じで、数年前から中国の投資家を騙して10億ドル以上の財産を奪い取ったと報じられています。

WoTokenという名の詐欺は、中国当局によって関係者6人が逮捕され、現在裁判が行われています。

現地報道によると、6人の容疑者達は、2018年7月にWoTokenのアイデアを思いつき、「投資家に利益をもたらすアルゴリズムを搭載した自動取引ツールを活用した仮想通貨取引プラットフォーム」として投資家を募りました。

参加した投資家は、一定量の仮想通貨に投資を行い、後は定期的に得られる高い報酬を確認するだけでした。

参加した投資家は、新たな参加者を紹介することでさらに報酬を得ることもできましたが、それはまさしくねずみ講の手法でした。

WoTokenに投資を行ったのは、71万5,249人にも及び、金額は4万6千BTC、29万2千LTC、68万4千EOS、5万6千BCH、200万ETHなど、合計で78億元(約11億ドル)相当に達していました。

逮捕された6人の中には前科がある人物も


逮捕された6人のうち2人は前科があることも判明していますが、投資家には隠されていました。

一人は2009年に、違法な事業運営に関連して懲役10年の刑を受け、2014年に釈放されています。

この人物は、中国全土でねずみ講のシステムを構築するための責任者だったとされています。

もう一人は2010年に、仮想通貨に関する犯罪で3年間刑に服しました。

当局によると、逮捕された6人の刑は組織の中で果たした役割に応じて異なる実刑判決が下される見込みであることを明らかにしています。

資金を回収するために当局に協力した一人は6カ月、ねずみ講システムの責任者には11年の刑が言い渡される可能性があります。

中国では、政府が仮想通貨に批判的な姿勢を取り続けているにもかかわらず、仮想通貨詐欺は後を絶ちません。

PlusTokenと呼ばれる詐欺事件では、数十万人の投資家から40億ドル以上の被害が発生しました。

まとめ


国による監視が厳しい中国では、資産を守り、増やすために、個人で何らかの対策を考えている投資家が多いように思います。

その結果、今回のWoTokenやPlusTokenのような大規模な詐欺事件が引き起こされています。

仮想通貨の世界では「何が起きても自己責任」と言われ、被害を受けたとしても、従来の詐欺事件などと比べ、取り返すことは難しいとされています。

投資によって大きなリターンを得られるということが仮想通貨の大きな魅力の一つですが、甘い話は本当に甘いのか、しっかりと見極める力が必要です。

PlusToken 2.0? New Chinese Ponzi scheme nets $1B in digital currencies
(PlusToken再び?新しい中国のポンジスキームは10億ドル相当の仮想通貨を得る)
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