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ベネズエラの2万店舗で仮想通貨による支払いが可能に

コインチェック

仮想通貨取引所と決済サービスの提携で仮想通貨の利用が可能に


法定通貨の崩壊で日常生活に支障がおきているベネズエラの人々は、南米の2万以上のPOS端末を利用して、ビットコインを利用した商品やサービスの支払いができるようになります。

パナマの仮想通貨取引所クリプトバイヤー(Cryptobuyer)と、決済サービスを提供するメガソフト(Mega Soft)の提携によって、ベネズエラを含む多くの小売店で仮想通貨が利用できるようになります。

対象となる店舗は、メガソフトのプラットフォームを利用して、ビットコイン、バイナンスコイン、ダイ、ダッシュ、イーサリアム、テザー、そしてクリプトバイヤーの独自トークンXPTの利用が可能になります。

メガソフトは現在、ひと月当たり約1万8千件の決済を処理しています。

クリプトバイヤーによると、この新しいサービスは、今年6月に開始される予定とのことです。

商店などで支払いが行われると、店側は受け入れた仮想通貨を法定通貨に両替するか、そのまま仮想通貨を受け入れるかを選ぶことができます。

このことは、店側が仮想通貨で代金を受け取ることの不安を無くすことができると説明されています。

今回のサービスを受け入れる小売店には、ドラッグストアのファーマトド、スーパーマーケットのセントラルマデイレンセ、EPAハードウェア、プラザオートメルカトス、映画館、大型ショッピングモールなど、多岐に渡っています。

サムスンやバーガーキング、トラキストアなどの小売店では、すでにクリプトバイヤーを通してベネズエラで仮想通貨の受け入れが可能です。

トラキストアによると、受け入れを開始したからの2年間で、1000件以上の仮想通貨の受け入れを処理したとしています。

年末までに10万店の加盟を予定


クリプトバイヤーホルヘ・ファリアスCEOは、年末までにベネズエラを始め、南米とヨーロッパで最大10万店の加盟を予定していると述べました。

メガソフトアントニオ・カストロCEOは、次のように述べています。

仮想通貨は、より機動的で普遍的な、全ての人々が簡単に利用できる新しい支払方法になります。

特にベネズエラにおいて、仮想通貨は重要な役割を果たします。

ベネズエラでは、ハイパーインフレによって、法定通貨のボリバル紙幣は役に立たない紙屑へと変わってしまいました。

2018年にはマドゥロ大統領の肝いりで国による仮想通貨ペトロの発行に踏み切りましたが、アメリカの経済制裁の影響から逃れることはできず、計画通りに普及していません。

まとめ


ベネズエラでは、投資のための金融商品ではなく、生活のための必需品としての役割を負っています。

ベネズエラの法定通貨ボリバルや、国が発行した仮想通貨ペトロが意味のない存在になっている今、仮想通貨がベネズエラの人々の生活に必要とされています。

小売店などの生活に密接に結びつく場でも、仮想通貨の利用は徐々に広まっています。

先日は、ベネズエラの人々のために、コロンビアの企業がクリプトドルがリリースされるというニュースがありました。

今後世界がたどる仮想通貨実用化への道を、必要に迫られているとは言え、ベネズエラが一歩先んじて進んでいるのかもしれません。

Venezuelans Can Now Use Bitcoin to Pay for Goods at 20,000 PoS Terminals
(ベネズエラでは2万カ所でビットコインでの支払いが可能になります)
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