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ベネズエラでテキストメッセージを利用した仮想通貨決済サービスがリリース

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クリプトラゴがテキストメッセージによる仮想通貨決済サービスをリリース

ベネズエラの仮想通貨取引所クリプトラゴ(Criptolago)は、政府の指導によって国が発行した仮想通貨ペトロ(PTR)を含む、様々な通貨の取引を可能にするテキストメッセージによる決済システムをリリースすると発表しました。

クリプトラゴは、次のようにツイートしています。

ニコラス・マドゥロ大統領が作成したガイドラインに沿って、SMSを利用した新しい決済機能を開発しました。

ベネズエラ国民の全てが、ペトロを利用できる実用的な方法です。

クリプトラゴによると、新しいサービスはSMSでテキストメッセージを利用することで、ペトロのほか、ビットコイン(BTC)ライトコイン(LTC)ダッシュ(DASH)といった仮想通貨や、ベネズエラの法定通貨ボリバルも送金・決済できるようになります。

ベネズエラでの現状と問題点

これまで、ベネズエラでは多くの高齢者や貧困層は旧型の携帯電話を利用しており、スマートフォンや安定したインターネット環境は利用できていませんでした。

ベネズエラ国民の約3分の1が、インターネット環境を持たない、またはアクセスできないと考えられています。

そのため、彼らは実際にはペトロを利用できないことが問題となっていました。

今回発表された新しいサービスは、2019年12月に発行されたペトロを受け取っているはずの国民が未だにアクセスできていない、という問題への解決策となることが期待されています。

ベネズエラの他の仮想通貨取引所も、クリプトラゴの動きに追随すると見られています。

ベネズエラ以外でのテキストメッセージによる仮想通貨サービス


ベネズエラに限らなければ、SMSによるテキストメッセージを介しての仮想通貨の決済サービスは、これまでにも存在していました。

コイン・テキスト(Coin Text)は、2019年からSMSを利用したサービスを提供しています。

また、NanoSMSというプラットフォームでは、旧型のものでも携帯電話さえ持っていれば、誰でも仮想通貨ウォレットにアクセスできます。

まとめ

ニコラス・マドゥロ大統領の肝いりで始まったベネズエラの仮想通貨の発行ですが、十分なインフラ環境が整わず、利用したくても利用できない国民が大勢いました。

しかし今回、SMSを利用したテキストメッセージの送受信で、仮想通貨サービスを利用できるようになります。

すさまじいインフレで法定通貨が価値を失っているベネズエラでは、仮想通貨は現実的に利用する通貨として広く浸透しています。

アメリカなどから厳しい経済制裁を受け、財政的に窮地に立たされているベネズエラとマドゥロ大統領ですが、国を挙げて取り組むペトロ事業によって、それらを乗り越えることができるでしょうか?

Gov’t Policy Behind Venezuelan Bitcoin Exchange’s SMS Gateway Service
(ベネズエラの仮想通貨取引所のSMSサービスと政府方針)
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