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ステーブルコインの時価総額は100億ドルを突破

コインチェック

ステーブルコインは2カ月で70%増加し100億ドル突破


仮想通貨分析企業のコイン・メトリクス(Coin Metrics)によると、全ステーブルコインの時価総額は火曜日に100億ドルを突破し、直近の2ヶ月で約70%増加していることが明らかになりました。

ステーブルコインの供給量が増えたことは、多くの仮想通貨トレーダーが、ビットコインより米ドルにペックされた仮想通貨を利用して、他の仮想通貨との取り引きを行っていることを示しています。

ステーブルコインの時価総額は、その約90%をテザー(Tether/USDT)が占めています。

仮想通貨データプロバイダのコイン・ゲッコー(CoinGecko)によると、テザー最大の市場は、バイナンス(Binance)フオビ(Huobi)のアジアを拠点とする仮想通貨取引所で、どちらの取引所も約200種類の通貨を上場しており、仮想通貨トレーダーにとって魅力的なプラットフォームを提供しています。

基軸通貨として広まるステーブルコイン


仮想通貨取引所の多くは、拠点を置く国の法定通貨とビットコイン(BTC)を基軸通貨として取り引きされています。

アルトコインのトレーダーは、これまでビットコインやイーサリアム(ETH)を他の通貨と取り引きする際の基軸通貨として利用してきました。

しかしこの2年の間に、その傾向は大きく変化しています。

現在のアルトコイントレーダーは、ステーブルコインを中心に取り引きを行っています。

ブレイブ・ニュー・コイン(Breve New Coin)の仮想通貨アナリスト、アディチャ・ダス氏は、次のように述べています。

ステーブルコインは価値が安定しているため、基軸通貨としてビットコインより大きなメリットがあります。

安定しているということは、トレーダーがある程度のストックを有し、それを流動性のある取り引きツールとして利用しやすいということです。

まとめ


従来の仮想通貨取引所では、主にビットコインとイーサリアムが基軸通貨として取り引きの中心に位置していました。

しかしステーブルコインが登場して以降、ボラティリティが高いビットコインやイーサリアムより、ステーブルコインの方が基軸通貨として利用するのに安全だということが広く認識されるようになりました。

今では多くの取引所がテザーなどのステーブルコインを基軸通貨として採用し、アルトコインのトレーダーは、積極的に利用しています。

日本では今のところステーブルコインを上場している仮想通貨取引所は存在していませんが、日本円とペックした日本独自のステーブルコインの開発は始まっており、順次上場されるものと思います。

仮想通貨取引に利便性と安心をもたらすステーブルコインは、今後の仮想通貨界において、さらに存在感を増していくものと思われます。

Stablecoin Supply Breaks $10B as Traders Demand Dollars Over Bitcoin
(トレーダーはビットコインよりステーブルコインを選び、時価総額は100億ドルを突破)
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