4月17日にパースはサービス停止を発表
amazonでの仮想通貨利用サービスを提供してきたパース(Purse.io)は、4月17日に6月下旬でのサービス停止を発表しました。
サービス停止を発表した時、サポートマネージャーのエドゥアルド・ゴメス氏は、次のようなコメントを発表しました。
我々は、会社を解散するという日常務難しい決断を下しました。
我々は、お客様が仮想通貨コミュニティ発展のためのチャンスを与えてくれたことに感謝しています。
2014年から6年に渡りサービスを提供してきたパースの突然の解散発表を、多くの利用者は残念に思っていました。
パースは、amazon利用者のために、ビットコイン(BTC)やビットコインキャッシュ(BCH)で買い物ができるサービスを提供しており、数百万人の利用者がいました。
パースの利用者は専用プラットフォームを利用することで最大20%程度の節約が可能となり、多くの顧客が定期的に利用していました。
パースはサービス提供を続けるとの新たなコメント
サービス停止の発表から約1週間たった4月23日、ゴメス氏は新たなコメントを発表しました。
サービス停止の発表以来、信じられないほど多くの支援の申し出があり、解散の決定を再考することにしました。
著名なビットコイン愛好家、多くの利用者、さらに仮想通貨関連企業から支援の申し出がありました。
そして今回、良いニュースを発表します。
パースのプラットフォームは、存続します!
ロジャー・バー氏がパースを支援
パースへの支援の詳細は不明ですが、パースはこれまでと同様、サービスの提供を存続させることが可能になったようです。

一部では、Bitcoin.comのロジャー・バーCEOが支援すると噂されています。
最近公開されたBitcoin.comの公式YouTube動画で、バー氏は次のように述べています。
パースは、エコシステムに欠くことのできない存在です。
私は彼らと何度もミーティングを行いました。
パースから出される、今後のニュースを楽しみにしてください。
まとめ

amazonで仮想通貨を利用する上では、老舗ともいえるのがパースです。
amazonのギフトカードを換金したい人と、仮想通貨で割安に買い物をしたい人とのマッチングサービスを提供しています。
突然の解散発表は仮想通貨界で非常に残念がられていましたが、そこに多くの手が差し伸べられたようです。
仮想通貨界で大きな影響力を持つロジャー・バー氏も、パースがこれまで提供してきたサービスを好意的に捉えているようで、サービスの継続に何らかの影響をもたらしたようです。
世界がコロナウイルスに覆われ暗いニュースが多い時代の中で、明るくホッコリさせる話題でした。
(パース:前言を撤回し、サービス提供を続けることを表明)