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中止された仮想通貨イベントが大規模訴訟に発展

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中止されたイベント参加予定者への返金が行われない


「Massive Adoption」と名付けられた仮想通貨カンファレンスの主催者が、イベントが中止されたにもかかわらず、参会者に費用の返金を行っていないため、大規模な訴訟に直面しています。

ジェイコブ・コステキ氏は、2020年2月27日~28日に、アメリカ・テネシー州メンフィスにおいて、イベントを開催する予定でした。

イベント前の数か月間で、約2,000人にイベントのチケットや救はく施設、飛行機のチケットなどがセットになったパッケージを販売しました。

価格は400ドル程度という驚くべき安さで、最終的に75,000ドル程度を売り上げました。

1月下旬、コスタキ氏は会議の開催ができなくなったため、パッケージの購入者には、全額を払い戻すと発表しました。

しかしそれから3カ月たった現在も、購入者は1円も返してもらっていません。

弁護士が訴訟を起こす


今回の訴訟を起こしたのは、仮想通貨分野に精通した法律事務所「シルバー・ミラー」デビット・シルバー氏です。

シルバー氏によると、コスタキ氏は弁護士を雇う余裕のない人々をターゲットにしているように感じたため、自分が訴訟を担当することにしたとのことです。

シルバー氏はツイッターでコスタキ氏とコンタクトを取り、自分がこの件を担当することにした理由などを説明しました。

アメリカの法律事務所は集団訴訟の場合、問題が解決したら報酬を得ることができますが、シルバー氏はこの件では全て無償で引き受けるとしています。

この件での目標は、少しでも被害者に役立つことだとしています。

シルバー氏は、最初は法廷に持ち込まずに解決する方法を模索していました。

コスタキ氏に対し、簡単な提案を行ったとしています。

しかしコステキ氏はこの提案を無視し、コロナウイルスの蔓延を言い訳にして、ツイッターのやりとりのみで嵐が通り過ぎるのを待っているように思われました。

訴えられたコスタキ氏は詐欺師?


今回の件を発端に、コスタキ氏の過去の経歴についても明らかになっています。

ポーランド出身のコスタキ氏は、2014年に渡米しました。

アメリカで多くの投資家とのコネクションを築いたとして、ポーランドのベンチャー企業のアメリカ進出を約束し、多くの資金をだまし取ったとされています。

まとめ

仮想通貨は新たな扉を開くことができる、未来へのソリューションです。

しかし、知識が少ない人を狙って、できないことをできるように見せかける詐欺のような案件が数多く見られます。

十分な情報を持たない人が詐欺師の餌食になって、大きな損害が発生してしまいます。

コスタキ氏は、そういった詐欺師の中の一人のようです。

彼らは、これまで信じられないような躍進を遂げてきた仮想通貨を、まるで全知全能で万能の特効薬のように紹介します。

彼らのせいで、まるで仮想通貨そのものが詐欺の手段のような印象を持たれてしまいます。

シルバー氏のような心強い味方に活躍してもらい、仮想通貨本来の姿はクリーンで自由だということを、できるだけ多くの人に知って欲しいものです。

Canceled digital currency conference faces ‘massive’ lawsuit
(キャンセルされた仮想通貨会議が大規模訴訟に直面)
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