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リブラ・プロジェクトに元財務次官加入で規制機関との関係改善へ

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世界金融の専門家スチュアート・リービー氏


フェイスブックのリブラ(Libra)プロジェクトは、プロジェクトを実現させるために重要な役割を果たすことができるチュアート・リービー氏を獲得したと発表しました。

チュアート・リービー氏はテロ・金融情報担当の財務次官を務めた経験を持ち、キャリアの長い期間、テロに関連するマネーロンダリングや金融情報を扱ってきました。

財務省への勤務時代は、国際金融システムに対する規制や戦略などに携わり、膨大な量の経験を積んでいます。

世界金融分野での多様な経験は、リブラの運営を推進し、世界経済への普及を目指すプロジェクトの重要な一員として期待されています。

経験豊富なリービー氏を迎えられたことは、リブラにとって大きな意味を持ちます。

リブラ・プロジェクトは、これまで規制当局との関係構築や戦略的な役割を果たすリーダーが不在だったように感じられましたが、リービー氏は間違いなく仮想通貨を世界に流通させるための専門知識を提供してくれるでしょう。

リービー氏獲得で規制当局との関係改善へ


リービー氏を獲得したことで、世界中の国や政府に認められ、使用される仮想通貨を作りたいというフェイスブックの目標に近づいています。

昨年、中央集権ではない民間発の通貨を作るという野心的なリブラ・プロジェクトが発表された後、多くの規制当局から厳しい意見を突き付けられ、プロジェクトは大幅な変更を余儀なくされました。

2019年の終わりごろ、リブラに明るい兆しはありませんでした。

今年4月に発表された計画の変更によって、より厳格な法令や規制の順守、中央銀行との協力体制、マネーロンダリング防止のための取り組み強化などが発表されています。

さらにリブラ協会は、フェイスブックとの関係を断ち切り、より偏りのない、全ての人に公平な方法でリブラを普及させようとしています。

世界中の誰もが利用しやすく、素早い送金決済を実現し、21世紀の急速なイノベーションに対応できる、新しい通貨のプロジェクトを進めることで、中央銀行や規制当局との協力体制を築こうとしています。

リービー氏は、リブラプロジェクト成功のための規制当局との橋渡しという役目が期待されています。

まとめ


昨年のリブラ・プロジェクトの発表は大きな期待とともに、それ以上の疑念に包まれてしまいました。

しかし今年4月にプロジェクトの見直しが発表され、再び動き出しています。

昨年は巨大企業フェイスブックと言えども政治力が無いということを痛感した一年でしたが、今回スチュアート・リービー氏を新たに迎えたことで、一つの弱点を克服しました。

今もまだ各国の規制当局とは良好とは言えない状況ですが、リービー氏がこれからどのようにプロジェクトを進めていくのか、新たなニュースに期待しましょう。

Revamped Libra takes further steps to gain credibility
(刷新されたリブラは信頼性を得るための一歩を踏み出す)
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