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増え続けるステーブルコインの需要は一般企業から

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Circle社CEOがステーブルコインの需要増加を分析


米ドルとペックされたステーブルコインUSDC(USD Coin)を管理するCircle社の共同創設者兼CEOのジェレミー・アライア氏は、世界的なコロナウイルスから思わぬ影響を受けていると語りました。

米ドルとペックされたステーブルコインの需要は世界的に高まっています。

その目的は仮想通貨取引所間での送金だけでなく、通常のビジネスの決済でも利用が増えているためだと考えています。

アライア氏は、次のように述べています。

過去数週間にわたり、USDCに対する爆発的な需要の増加が見られました。

ステーブルコインに対する世界的な需要の高まりがあり、新たな決済手段として利用され始めています。

ステーブルコインの安全性と実用性の両方を求めている中小企業からUSDCの需要が高まっており、特にアジア市場から多くの新規参入が見られます。

Circle社では、先月導入された企業向けのアカウント数が驚く速さで増え続けており、そのうちの3分の2以上は、仮想通貨と関連を持たなかった企業からのものでした。

仮想通貨分析サイトのCoinMatricsによると、USDCの時価総額は、3月1日の4億4400万ドルから7億3400億ドルへと約65%上昇しました。

このことについてアライアCEOは、

仮想通貨にとって真の転機が訪れている。

取引量は欧米市場とアジア市場を中心に過去最高を更新し続けている。

と述べています。

ステーブルコインの爆発的な時価総額の増加


このような動きは、USDCだけではありません。

CoinMatricsによる各ステーブルコインの直近の比較は、次の表のとおりです。

通貨名 3月1日 3月17日 増加率
USDC(USD Coin) 4億4400万ドル 7億3400億ドル 65%
PAX(Paxos Standard) 1億9800万ドル 2億5800万ドル 22%
USDT(Tether) 46億ドル 63億ドル 36%
GUSD(Gemini Dollar) 390万ドル 620万ドル 59%
BUSD(Binance USD) 6800万ドル 2億ドル近く 194%

デジタルドルの注目がステーブルコインの追い風に


ステーブルコインの人気には、アメリカの動きも大いに影響を与えているようです。

アメリカでは12人の議員グループによって、デジタルドルを分配するという景気対策案が提出されました。

また、かねてから大きな注目を集めているフェイスブックによる仮想通貨リブラ(Libra)の発行計画が大きく見直されたことも、既存のステーブルコインに注目が集まる大きな要因になりました。

まとめ

法定通貨とペックされたステーブルコインは、法定通貨と仮想通貨の橋渡し役として、改めて注目を集めています。

日本でも、日本円にペックしたステーブルコインの発行に向けて、複数のプロジェクトが動き出しています。

コロナウイルスの影響で世界経済が停滞する中、ステーブルコインを始めとする仮想通貨が担う期待が、思わぬ形で表れ始めました。

Circle CEO Claims ‘Explosive’ Stablecoin Demand From Everyday Businesses
(Circle社CEOが一般的なビジナスからの爆発的なステーブルコインの需要を明らかに)
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