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中国の違法マイニングがペットホテルの地下で発見される

コインチェック

ペットホテルの地下にマイニング・ファームが


中国の電気料金は世界でも最安値のため、中国にはビットコインのマイニング・ファームが集中しています。

現在、ビットコイン・マイナーの60%が中国で事業を行っていると推定されています。

4月26日地元紙が伝えたところによると、大慶油田の発電所から無断で電力を盗んだとして、ビットコイン・マイナーが逮捕されたとのことです。

それによると、逮捕されたマイナーは、地下に54基のマイニングマシンを設置し、そのための電力を、無断で発電所から数カ月にわたり盗んでいたようです。


逮捕されたマイナーは、地下工場の上に「K-9 kannel」と呼ばれる犬小屋を建て、ペットホテルを運営していました。

中国最大の油田である大慶油田の発電所から引き込まれたケーブルは、犬専門のペットホテルを経営しているだけのように見えました。

増加する盗電によるマイニング


しかし、今回のようなケースは初めてではありません。

大慶油田は、多くのビットコイン・マイナーから電力の供給源として何度も狙われてきています。

昨年6月、中国の警察はマイニング・マシンに電力を供給するために、無断で発電所にケーブルをつなげようとしていたマイナーを捕らえました。

当時、現地警察は大慶油田から工場内にケーブルを敷設しようとしている人を見つけたと通報を受けました。

それを受けて警察は、航空機やドローンを利用してマイナーを逮捕するための証拠を見つけました。

他の地域でも、ビットコイン・ファームに電力を供給するための盗電が頻発しています

2018年10月、中国の別の地域では、地元の駅から電力を盗んだとして3年半の実刑判決を受けた男がいました。

ドイツでは2019年2月、工場の電力を無断で使用してビットコインとイーサリアムのマイニングを行ったとして、複数の容疑者が逮捕されました。

中国の国営メディアによると、大慶油田は中国で最も大きな発電所を所有しています。

そしてこの発電所は、誰にも知られずにケーブルでつながれ、盗電によって多くのマイニング・ファームの電力源になっていることでも知られています。

まとめ

不謹慎かもしれませんが、発電所に直接ケーブルをつないでしまうという大胆さと、カモフラージュのためにペットホテルを経営するという妙な組み合わせに、思わず笑ってしまいました。

土地代と電気料金という面で、ビットコイン・マイニングにおいて中国は大きなアドバンテージがあります。

そういった状況でも、さらに電気を何とかして無料で使ってやろうという中国人の商魂の逞しさには、かえって感心してしまいます。

これから仮想通貨マイニング事業を成し遂げようとするなら、中国人が持つの逞しさは、何よりの強敵となるかもしれません。

Chinese Kennel Owner Caught Stealing Electricity to Power Underground Bitcoin Mining Farm
(中国のペットホテル経営者が盗電によるマイニング・ファームも経営)
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