2020年は「新しい2017年」になるのか?
現在のビットコイン(BTC)価格は7,500ドルを超えており、多くのビットコイン投資家は強気の取り引きを行っています。
そしてフォーブス誌の記事では、2020年は2017年のようにビットコイン躍進の年になる可能性を示しています。
4月24日付けのフォーブス誌に、「2020年は2017年のような年になりますか?」というタイトルの記事が掲載されました。
その中では、「ビットコインは今年最高のパフォーマンスを発揮する金融資産になる可能性がある」と述べられています。
2017年、仮想通貨全体の盛り上がりで、ビットコインも2万ドルを超える価格にまで成長しました。
量的緩和政策とコロナウイルスで法定通貨が弱体化
フォーブス誌の記事では、2017年と同様の理由で、ビットコインを含めた仮想通貨界全体が急成長する可能性があると述べています。
その理由として、世界中の法定通貨を管理する中央銀行などの量的緩和政策によって法定通貨の価値が下がることが挙げられています。
同時に、世界に蔓延するコロナウイルスの影響で、法定通貨がさらに弱体化する可能性が高まってきました。
世界経済の先行きが危ぶまれる中、金融資産のヘッジとしてビットコインに人気が集中することが考えられます。
ビットコインの半減期
そしてもう一つの理由として、あと1ヶ月もしないうちに訪れるビットコインの半減期が挙げられています。
ビットコイン価格を評価するストックフローモデル(Stock-to-Flow Model)では、半減期によって稀少性が増すビットコインの価格は、劇的に上昇することを示唆しています。
フォーブス誌以外も同様の見方
フォーブス誌の記事のような強気な意見は、決して珍しいものではありません。
最近のブルームバーグ誌でも、「ビットコインは2017年のような飛躍の準備ができている」という記事が掲載されました。
また、アメリカの仮想通貨投資会社モーガン・クリーク・デジタルの共同設立者アンソニー・ポンプリアーノ氏は、「ビットコイン価格は10万ドルまで上昇する」という強気な発言が注目を集めています。
多くの機関投資家は、様々なデータからビットコインの半減期に向けて、ビットコインの価格上昇を見込んでビットコインをホールドし始めていることが分かっています。
まとめ
2017年の仮想通貨バブルと、その後のバブル崩壊。
そして再び、仮想通貨は勢いを取り戻しつつあります。
コロナウイルスなどの影響で世界経済が停滞する中、ビットコインを始めとする仮想通貨は、改めて価値が見直されています。
間もなくビットコインの半減期もやってきます。
これまでに2度経験した半減期では、それを機にビットコイン価格は大きく上昇しました。
2020年の終わりころ、果たしてビットコイン価格はどのくらいになっているのでしょうか?
そして、2017年の最高値を上回り、10万ドルを記録する日はやってくるのでしょうか?
(フォーブス誌の記事は2020年がビットコインにとって「新たな2017年」になる可能性を示唆)