337万BNBをバーン
仮想通貨取引所バイナンス(Binance)のリリースによると、取引所の独自トークンBNB(Binance Coin)のバーンを行ったことが明らかになりました。
BNBのバーンは四半期ごとに行われており、今回は3,373,998BNB(約5,250万ドル相当)がバーンによって市場から失われました。
今回のバーンは通算11度目となりますが、1度でバーンした量は、これまでで最大となりました。
BNB所有者は、配当を受け取ることではなく、BNBのバーンによる価値の上昇というメリットを受け取ります。
バーンによって稀少性が上がれば、BNB価格は上昇します。
また、バーンのようなイベントによって他の投資家からBNBが注目を集めることにもつながります。
バイナンスは、BNBを長期的に保有するメリットを提供しています。
これまでで最大規模のバーン
バーンする量は、バイナンスでの取引量に応じて決められます。
バイナンスは収益の一部でBNBを買い戻し、それをバーンします。
世界経済はパンデミックによって停滞していますが、バイナンスは依然として世界最大規模の取引高とトラフィックを維持しています。
それどころか、人々が外出しないことで、バイナンスの取引量は増えています。
バイナンスのジャオ・チャンポンCEOは、次のように述べています。
3月に仮想通貨市場は急激に落ち込みましたが、仮想通貨の取引は、むしろ活発になっています。
取引高とユーザーアクセスの両方の面で、仮想通貨の注目度は増しているようです。
ほとんどの仮想通貨取引所は、トラフィックが3~5倍になっています。
そしてバイナンスは、それ以上です。
今回のBNBのバーンが最大規模だったことからも、バイナンスの取引高も順調であることがうかがえます。
最近のバイナンスの動き
世界経済の停滞をしり目に、バイナンスは新しい試みを続けています
仮想通貨情報プロバイダCoinMarketCapの買収は、現時点では仮想通貨界で今年一番とも言える大きな話題になりました。
さらに、イーサリアムのスマートコントラクトと互換性のある「バイナンス・スマート・チェーン」の構築を発表しました。
そして、仮想通貨の規制が厳しいものの、仮想通貨熱が高い韓国への進出も明らかになりました。
次々に新しいリリースが行われるバイナンスからは、今後も目を離せません。
まとめ
コロナウイルスの蔓延によって、世界の街並みはひっそりと静まり返っています。
そしてその正反対に、インターネットの世界には多くの人々が集まってきています。
仮想通貨界は、コロナウイルスの影響で盛況のようです。
バイナンスは仮想通貨界のリーダーとして、次々に新しい試みにチャレンジしています。
心が沈みがちになる今、バイナンスの成長は明るい希望に見えます。
(バイナンスは11回目のBNBのバーンを完了しました)