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仮想通貨FX取引所ビットメックスが日本から撤退へ

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ビットメックスがブログとメールで日本からの撤退を表明


仮想通貨FX取引を専門にサービス提供を行うビットメックス(BitMEX)が、日本人向けサービスを制限することが明らかになりました。

4月28日付けのブログと、4月29日にユーザーに向けて送信された電子メールで発表されています。

ビットメックスは香港を拠点(法人登記はセーシェル)とする取引所で、最大100倍の高レバレッジで日本人にも人気の仮想通貨FX取引所です。

日本で5月1日から改正施行される金融商品取引法と資金決済法に準拠する形で、日本からの一時撤退を決めたようです。

ビットメックスの発表(要約)

日本政府が仮想通貨への規制を強めていることは、各種報道などでご存知のことと思います。

当社は、日本当局の方針を支持します。

5月から金融商品取引法と資金決済方が改正されることに伴い、当社では日本居住者へ提供しているサービスを変更します。

2020年5月1日午前0時(日本時間)をもって、すでにアカウントをお持ちのユーザーが利用できる機能が制限されます。

まず、アフィリエイト・プログラムによる報酬は受け取れなくなります。

さらに、新規のポジションを持ったり、保有しているポジションを増やす取り引きはできなくなります。

ただし、すでに保有しているポジションはそのままお持ちいただけます。

当社に証拠金として預け入れているビットコインは、保有しているポジションの証拠金として必要となる金額を除き、出金をお願いします。

なお、保有しているポジションのための証拠金を、追加して預け入れることは可能です。

当社は、日本市場を管理・指導する当局と協議しながら、進展があれば改めてお知らせします。

これからできなくなること、これからもできること


上記から、これからできなくなることと、これからもできることをまとめてみました。

こらからできなくなること

  • アフィリエイト・プログラムへの参加
  • 新たなポジションを持つための注文
  • 保有するポジションを増やすための注文

また、当初の発表に追加される形で、4月30日23時(日本時間)以降の新規ユーザー登録ができなくなることも発表されました。

  • 新規登録

これからもできること

  • すでに保有しているポジションを持ち続けること
  • 証拠金の入金

まとめ

日本では、自主規制団体のJVCEA(一般社団法人 日本仮想通貨交換業協会)がレバレッジを4倍以内とするよう規則を定めています。

JVCEA 証拠金取引に関する規則・ガイドライン(第4条第2項第1号関係参照)

さらにJVCEAは、2倍にまで引き下げる方針を固めたとも言われています。

そんな中、ビットメックスの100倍というレバレッジは、少額の投資で大きな利益が得られるとして人気となっていました。

今回、日本から事実上の撤退というのは寂しい限りです。

日本の当局とは協議を続けるとのことで、将来的に再び日本でもサービス提供が再開されることと思いますが、日本の同業他社よりメリットを感じさせるサービスを用意することができるでしょうか?

外国の大手仮想通貨取引所の日本への進出が進んでいますが、果たしてビットメックスはどんな魅力とともに、日本へ帰ってくるのでしょうか?

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